ユリ・ゲラーブームに乗って登場し、スプーン曲げで一世を風靡したような気もする天才超能力少年・清田益章氏が事実上の引退宣言を行った模様。エッセイで清田氏は”女、金、ドラッグ、そして超能力”について熱く語る。霊能力者・宜保愛子氏の逝去に続く、日本オカルト界最重要人物のこのヘビーなカミングアウトはオカルト各方面への相当な打撃となる事が予想される。 自分自身に人が寄ってきているのか、スプーン曲げに興味を寄せている人なのかわからなくなってしまったんです。 と、原因は割とベタな悩みだった模様。 【エッセイより引用】 僕はドラッグという手段をつかって現実から逃げたのです。ドラッグをしようすると、スプーンが曲がりませんでした。そのころ、普通の力でスプーンを曲げていたんです。 やがて、真実ではなく妄想に包まれます。 「本当は、僕が超能力者ではなく、僕以外の人は、みんな超能力者で、全てを知っているんじゃないか