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2010年2月16日のブックマーク (4件)

  • ウラジーミル・ソローキン『青脂』を目前にして - 千篇万化

    →未読の人むけに紹介を書いたよ(10/2/18) ロシア国で昨年出たバージョンの『青脂』表紙。かわいい。 もうすぐ発売される『早稲田文学』3号はおよそ半分がソローキン『青脂』の翻訳であるらしい(それでも全体の三分の一だとか) おそるべきその内容はこちらで紹介されている。これは読みたい。当方は最近読んだばかりの新参ファンなのだけれど、『青脂』の到来にあわせ、ロシア語の勉強という名目でちょっと調べてみた。 さて、ソローキンの公式サイトhttp://www.srkn.ru/は2006年を最後に更新が途絶えている。サイトでは著作の批評や書評、インタビュー記事・音声も多数載っており、挿絵なんかも見られるし、少なからぬ作品を読むことができる。まるごと。トップから「テキスト」に飛ぶとリストがあり、『ロマン』も『青脂』も恐らく1冊まるまる、読めるようになっている。この太っ腹の理由は、ロシアの書籍が取り巻

    ウラジーミル・ソローキン『青脂』を目前にして - 千篇万化
  • 「無料全文公開」で10万部突破 出版界驚かす「フリー・キャンペーン」

    出版物の販売額がついに2兆円を割り込むなど出版不況が深刻化するなか、出版社は新たな販売促進の方法を模索している。その一つが、書籍の発売前に「電子版」をネットで無料配布するという「フリー・キャンペーン」だ。業界では異例の試みが10万部を超えるヒットを生み出した。 「電子と紙は別のものという意識で」 出版科学研究所が2010年1月25日に発表した数字は業界関係者に衝撃を与えた。09年の出版物の推定販売額が、1989年以来21年ぶりに2兆円を割り込んだのだ。ある中小出版社の老経営者は 「ネットに押されても雑誌も売れない。出版業界は土砂降りの状態だよ」 とため息をもらす。だが、嘆いていても仕方がない。一部の若手編集者からは、これまで出版業界で敵視されがちだったインターネットを積極的に活用して、書籍の販促につなげようという動きが生まれている。 たとえば、インプレスジャパン。2月15日に出る新刊

    「無料全文公開」で10万部突破 出版界驚かす「フリー・キャンペーン」
  • 架空のカルト教団「0教会」における宮台真司の似非説教全文――映画『愛のむきだし』より - GOD AND GOLEM, Inc. (はてなダイアリー倉庫版)

    90年代カルトの情勢にコミットした社会学者・宮台真司が、大作映画『愛のむきだし』で7分間ノーカットの説教を演じていました。 ところが編では、最終的な4時間版ではほとんどカット。6時間でも既に削られていたらしい。非常に残念です。 幸いおまけDVDにノーカット版が収録されており、それを観ました。これは宮台さんが実際に即興で作り、一発収録でOKが出たものだそうです。その作りの巧みさに、私は大笑いして、あまりに笑ってしまったので全部書き起こしてした次第です。 もちろん理屈それ自体はバカバカしいのですが、プラトン、アリストテレス、カントと(あからさまな宗教家ではない大学者の)大名行列をまき散らした上で、突然聖書外典の話をもっともらしくねじ込むあたりは、なるほどいかにも新興宗教の手法らしい、手堅いやり口だと思ってしまいました。資料からどういう風に珍奇な解釈をひねり出して教義を正当化するかは、昔の(今

    架空のカルト教団「0教会」における宮台真司の似非説教全文――映画『愛のむきだし』より - GOD AND GOLEM, Inc. (はてなダイアリー倉庫版)
  • 小野憲史、井上明人、ゲーム雑誌の歴史を語る

    デジタルゲーム学会が2月18日(木)18:30-21:00 に開催する、 2月期公開講座 「メディアの変遷とゲームジャーナリズムの変化」 https://www.digrajapan.org/modules/eguide/event.php?eid=44 に先立ち、プレイベントとして、 続きを読む

    小野憲史、井上明人、ゲーム雑誌の歴史を語る