→未読の人むけに紹介を書いたよ(10/2/18) ロシア本国で昨年出たバージョンの『青脂』表紙。かわいい。 もうすぐ発売される『早稲田文学』3号はおよそ半分がソローキン『青脂』の翻訳であるらしい(それでも全体の三分の一だとか) おそるべきその内容はこちらで紹介されている。これは読みたい。当方は最近読んだばかりの新参ファンなのだけれど、『青脂』の到来にあわせ、ロシア語の勉強という名目でちょっと調べてみた。 さて、ソローキンの公式サイトhttp://www.srkn.ru/は2006年を最後に更新が途絶えている。サイトでは著作の批評や書評、インタビュー記事・音声も多数載っており、挿絵なんかも見られるし、少なからぬ作品を読むことができる。まるごと。トップから「テキスト」に飛ぶとリストがあり、『ロマン』も『青脂』も恐らく1冊まるまる、読めるようになっている。この太っ腹の理由は、ロシアの書籍が取り巻