米国時間の14日、Internet Explorer 7(IE7)のアドレスバーに偽のURLを表示させる脆弱性が発見された。情報セキュリティ関連のメーリングリストに寄せられている情報によると、この脆弱性はIE7のローカルリソースへのリダイレクションを使用するものであるという。 CNN.comのURLを偽装したデモを表示したところ(筆者の環境におけるデモ) IEは通常、「res://」プロトコルハンドラを使用したローカルリソースへのアクセスを制限している。しかし、ユーザにクリックと更新(ページの再読み込み)をするように誘導し、ローカルリソースへのアクセスを実現できれば、IE7の仕様を利用することができるとされる。その仕様とは、ローカルリソースへのパスをIE7は表示せず、直前のURLをそのままアドレスバーに残してしまうことだという。 この仕様と、HTTP応答によるリダイレクションを組み合わせ、