2014-09-16 わたしの星 インターネット というものにはじめて触れたとき、夜の空を見上げているみたいだと思った いろいろな人のことばが星のように瞬いているみたいだなと、そんな風にお給料をもらっているのだからこれぐらいは、と我慢ばかりを重ねた日々のなかで、あるいは 誰ひとり知り合いのいない土地でこどもを生んで、わからないことばかりでおろおろしている日々のなかで、 いつも誰かのことばを探して画面をひらいた美しい星も美しくない星も優しい星も優しくない星も鋭い光を放つ星も存在感のある星もそうでない星も無数にあり、見たくない星も勿論あり、でもそれは確かに誰かの発している光に違いなく「励まされた」と感じたり、「みんな同じなんだな」と安堵した誰かのことばの日付をよく見るともう何年も前のものだったりすることもよくあって、光が届くのに時間がかかるところも星に似ている気がした地上から見上げれば