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まちづくりに関するquestion391のブックマーク (4)

  • カネがなくても、地元を誇りに思う気持ちが人を呼ぶ:日経ビジネスオンライン

    前回まで、ワインツーリズムというイベントが、職種の異なる多くの人たちの手を経て、いかにできあがってきたかを見てきた。最後に、このイベントの課題や展望について、見ておきたい。 改めてワインツーリズムというコンセプトについて、考えてみよう。 お気に入りのワイナリーに足を運んでワインを購入する。ここまではワイン通なら、さほど珍しい行動ではない。ところがワインツーリズムはその先を行く。ワイナリーだけではなく、ぶどう畑、見晴らしのいい道、飲店など、ワイン産地の魅力を五感で体感してもらおうというわけである。 東京にいれば、いくらでも世界中のうまいワインを手に入れることができる。もちろん山梨県産も含めてだ。ところがなぜ人々は、お金と時間を使って、わざわざ山梨まで行って、ワインを試飲し購入するのか。 そこでしか体験できないことがあるからだ。そこで体験したことをワインとともに持ち帰り、東京でコルクを抜くこ

    カネがなくても、地元を誇りに思う気持ちが人を呼ぶ:日経ビジネスオンライン
  • 行政ができないことを行政とともにやる:日経ビジネスオンライン

    ワインツーリズムの活動が始まって以来、笹貴之、大木貴之らは「行政や業界団体とは一歩、距離をおく」というルールを課していた。そうした既存の仕組みに頼らずに、地域の自立を目指すのが活動の義だからだ。 でも、活動が広がるにつれ、このルールを窮屈と感じるようになった。ルールを壊すきっかけになったのが、山梨県庁の広聴広報課に在籍していた佐藤浩一(1970年生まれ)との出会いだった。 山梨県大月市出身で、県内の高校を出て都内の大学に進学。卒業後に県庁に入庁した。その佐藤が何人かのメンバーとともに、2003年に立ち上げたのが「得々クラブ」(当時は「得々情報交換会」)。県職員のスキルアップを目指した勉強サークルだった。 「メンバーが得をする(徳を積む)情報を共有する」「山梨をよくするためにできることをする」「多様なネットワークを構築する」など、7つの目的を掲げ、2003年年末に10名程度で始まった会で

    行政ができないことを行政とともにやる:日経ビジネスオンライン
  • 集客3000人、消費額2000万円の「ワインツーリズム」とは:日経ビジネスオンライン

    気になる記事をスクラップできます。保存した記事は、マイページでスマホ、タブレットからでもご確認頂けます。※会員限定 無料会員登録 詳細 | ログイン 忘れもしない3月11日の午後。筆者はこの記事の取材のため、JRの特急「あずさ」で山梨県の甲府に向かっていた。都内から山梨県に入った矢先、駅もない山間部で、列車が緊急停止した。東北地方で大きな地震が起こったと車内放送が告げる。揺れはほとんど感じなかったので、「東北なら震源は遠い。じきに動き出すだろう」と高を括っていた。だが、それが長い1日の始まりだった。 直近の無人駅まで移動した列車は待てども暮らせどもなかなか動き出さない。菓子パンとお茶が配られた。日付が変わる直前の真夜中、ようやく牛の歩みほどの超スローペースで進みはじめた。その日の午後14時23分に甲府に着く予定だったものの、実際の到着は翌朝の7時半だった。合計17時間も閉じ込められた計算だ

    集客3000人、消費額2000万円の「ワインツーリズム」とは:日経ビジネスオンライン
  • 「よそ者、若者、ばか者」が揃い、ワインツーリズムが走りだす:日経ビジネスオンライン

    山梨県の小さな町に3000人が集まるワインツーリズムが注目を集めている。今年も11月5日(土)、6日(日)に開催されることが決まった。参加ワイナリーは過去最多の40社以上となる見込みで、開催エリアも、昨年の甲州市、甲府市に加え、笛吹市へも広がった。かねてから体験型ツーリズムに期待していた旅行業界だが、なかなかここまでの成功例はでていない。この仕掛けをいかに作り上げたのか。成功の3カ条と言われる「ヒト・モノ・カネ」の中で、前回はモノについて考えた。今回は、ヒトについて考えていく。 地ビールで足がかりをつくる 甲府駅から徒歩5分。県庁所在地としては明らかに閑散とした商店街を抜けていくと、甲府城の石垣が見えてくる。その辺りが市役所や県庁などが連なる官庁街で、その一角にある雑居ビルの1階に、その店、フォーハーツカフェはある。 この店の店主兼オーナーが大木貴之(1971年生まれ)だ。甲府出身で、県内

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