アメリカの連邦議会でトランプ大統領の支持者らが乱入した事件を巡り、野党・民主党はトランプ大統領を弾劾訴追する決議案を議会に提出するとともに、ペンス副大統領に大統領を事実上、解任するよう求める決議案も出し、責任の追及に向けて攻勢を強めています。 アメリカの連邦議会で1月6日、暴徒化したトランプ大統領の支持者らが乱入した事件では、選挙結果を覆そうとする大統領の姿勢や呼びかけが事態を招いたという批判が強まっています。 これを受けて民主党は11日、トランプ大統領が「政府への暴力をあおる重罪に関与した」として、罷免を求める弾劾訴追の決議案を議会下院に提出しました。 またペンス副大統領に憲法の規定に基づき大統領が職務上の権限と義務を遂行できないと申し立てて、事実上、解任するよう求める決議案も出して、大統領の責任を追及する動きを加速させています。 2つの決議案は12日と13日にそれぞれ採決にかけられ、下