先月以降、新型コロナウイルスの感染者の数は減少傾向となる一方、亡くなった人は今月3日には過去最多の120人となるなど最多の水準が続いています。この背景として、厚生労働省の専門家会合は、医療機関や福祉施設でのクラスターの発生が全国的に相次ぎ、重症化しやすい高齢者の感染が多い状況が続いているためだと分析しています。 死者6000人超 増加ペース上がる 新型コロナウイルスに感染し亡くなった人の数は去年11月から増加傾向が続き、今月3日には全国で120人と過去最多となり、累計で6000人を超えました。 亡くなる人は、去年2月13日に初めて報告されたあと、 ▽1000人となったのは5か月余りあとの7月下旬で、 ▽2000人となったのはそれから4か月後の11月下旬でしたが、 ▽先月23日に5000人を超えてから6000人になるまでに要したのは11日で、 感染者が減る傾向が見えてきたにもかかわらず、亡く