ネット上に作った女性型アバターの下半身を服の上から触ったとして、昨年8月迷惑防止条例違反容疑で神奈川県在住の男性が逮捕された事件で、警視庁は28日、自作の遠隔操作ウイルスを使ってこの男性のパソコンを乗っ取っていた26歳の男を不正アクセス禁止法違反の疑いで逮捕した。神奈川県警は誤認逮捕であったことを認め、男性と家族に対して、後日謝罪する方針を示した。 この事件は昨年7月、神奈川県の男性(52)がソーシャルサイト「アメーダピグ」の公園内で自分のアバターを使って若い女性のアバターに近づき、下半身を触るなど12分間に及ぶ痴漢行為を行ったというもの。アバターを使っていた女性が「アバターが痴漢に遭った」との被害届を警察に提出したため、警視庁のサイバー犯罪専従班が捜査にあたったところ、アクセス記録にあるIPアドレスから神奈川県の男性がパソコンを通じ痴漢に及んでいたことが判明。神奈川県警はこの男性を迷惑防