ついに日本相撲協会内にも新型コロナウイルスの感染者が出たもようだ。ある相撲部屋で力士を含む複数協会員に感染の疑いがあることが8日、分かった。PCR検査で陽性反応が出ていれば、相撲界で初めての事態となる。関係者によると、感染者が出たとみられるのは複数の関取が在籍する相撲部屋。協会は9日にも詳細を公表するとみられる。 【写真】すげえ…石浦をバーベル代わりにしてスクワットする白鵬 対策を徹底してきた日本相撲協会も、新型コロナウイルスの猛威は止められなかったか。複数の関係者によると、ある相撲部屋で発熱などの体調不良を訴える協会員が複数出たもようで、部屋在籍の力士らは外出禁止が通達されているという。春場所中には幕内・千代丸(九重部屋)が高熱を出しPCR検査を受けたケースもあったが、陰性だった。協会員の感染が明らかになれば、初めてのこととなる。 春場所は史上初めて無観客で開催した。場所中に感染者が出れ