大阪市教委は26日、任意で実施していた入れ墨調査で、教職員10人が「入れ墨がある」と回答したことを明らかにした。 児童生徒の目に触れる可能性がある部位に入れている人も2人おり、うち1人は小学校教諭だった。市教委は子どもたちが入れ墨を見ることがないよう厳しく指導するとしている。 この日開かれた市教育委員会議で事務局が示した。調査は市立学校の教職員ら約1万7000人を対象に、各校長が、自己申告を聞き取る形で実施した。 入れ墨を申告した教諭は市教委に対し、「今まで児童に見せないように注意してきた」と説明し、今後、入れ墨を消す意向を示しているという。残りの9人は管理作業員や給食調理員などの現業職員だった。