“萌え”おこしで地方活況…経済効果なんと900億円 「あきたこまち」1カ月で2年分売り上げ 不況と消費低迷にあえぐ地方自治体などが、“萌え”で起死回生を図ろうとしている。アニメ風美少女の“萌えキャラ”を地元の商品パッケージや団体のマスコットとして採用し、オタクの関心を集めるついでにサイフのヒモもゆるめようという作戦だ。その経済効果は、いまや900億円とも言われている。 今年9月、「あきたこまち」を販売する「JAうご」(秋田県羽後町)は、なんと米袋のパッケージに美少女イラストで人気のイラストレーター、西又葵さんの「萌え画」を採用。ブログや口コミなどで聞きつけた萌えファンが“買い付け”に殺到し、わずか1カ月で2年分の売り上げを記録した。 JAうごの佐々木常芳課長は「袋の絵もさることながら、『こんなおいしいお米は初めて』『初めて炊飯器を購入した』といった声が連日メールで寄せられています」と驚きを