年金の世代間格差を強調する考え方が、何というかせこいというのか、システムがわかっていない、というかそんな気持ちになっていたところに、やっぱり出所のおかしな議論なのだ、という報告を読む。 昨日、ネオコンとリベラルの関係をひもといたEU労働法雑記帳の「年金の世代間格差論議の虚妄」から、出所情報をゲット。 世界的には、年金の世代間格差という問題はおきずに、制度設計の妥当性が問われている。公的年金がしっかりしているおかげで長寿の親を持つことの悲劇や、兄弟の数の大小で親を養うのにリスクがまちまちにならないようリスクを馴らしていることぐらいちょっと考えればわかりそうなものだが。 95年ぐらいからあちこちで喧伝されたが、言い出しっぺは、アメリカの特殊な経済学グループ。それを日本の、さらに特殊なグループが輸入して、派手に政治的に宣伝したらしい。そのグループとは、阪大財政学グループ(つまり本間正明)、一橋大
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