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SFファンとして不覚であった。当然考えてみるべきことを見落としていたのだ。 やわらか戦車は、なにしろ“さらわれた先の現地妻”や隠し子(?)がいたりするくらいであるから生殖能力があるわけであって、兵器であると同時に、たぶん生物である。だとすると、SFファンは問うべきであろう。こいつはどういう進化をしたのか? 生物がキャタピラという構造を獲得することがあり得るか? あり得るとすれば、どんな環境で進化したと考えられるか? 「そもそも、なにが哀しくて、キャタピラなどというまわりくどい構造を生物が獲得しなければならないのか?」などと問うてはならない。まわりくどいから面白いのであって、面白ければそれでいいのである。また、「キャタピラはそもそも芋虫のことではないか」というツッコミもなしだ。あれは部分構造を回転させて移動しているわけではない。 生物が車輪という構造を獲得することがあり得るかという考察は、古
# 予め断っておくが、正しいからと言って面白いとは限らない。「科学的には正しいけど面白くない話」は「科学的に正しくなくて面白くもない話」と大差ない。 * レーザー 共振器で光を励起させ、指向性を揃えて撃ち出したものがレーザーである。レーザーの実体は「光」そのもので、この点で実体弾ともビームとも大きく異なる。当然光であるから、レーザー兵器は弾道が伸びる様子は見えず、基本的に撃った瞬間着弾する。※1 従って「弾道の伸びが見える時点で、その兵器はもうレーザー兵器ではない」という考え方は、概ね正しいと言える。この前提を踏まえると、現存するゲーム、マンガ、アニメ等で「レーザー」と呼ばれている物のうち、いくつかは、あるいはほとんどは、実はレーザー兵器ではないという事になる。SDI計画がミサイル迎撃にレーザーを使おうとした理由もスピードにある。トップスピードで移動しているミサイルに対して、後から撃って高
たぶん読書日記によると、開催中の第45回日本SF大会「みちのくSF祭ずんこん」で2006年星雲賞が発表されました。 日本長編部門 新城カズマ『サマー/タイム/トラベラー』 日本短編部門 小川一水「漂った男」(『老ヴォールの惑星』所収) 海外長編部門 グレッグ・イーガン『ディアスポラ』 海外短編部門 ケン・マクラウド「人類戦線」(SFマガジン2005年8月号所収) コミック部門 夢枕獏/岡野玲子『陰陽師』 メディア部門 『特捜戦隊デカレンジャー』 アート部門 村田蓮爾 ノンフィクション部門 吾妻ひでお『失踪日記』 自由部門 MUSES-C「はやぶさ」サンプルリターンミッションにおけるイトカワ着陸 小説関係は見事なほどに早川でしめられてるなあ。 読んでないのばかりなので感想は保留。
お知らせ 本コーナーへのアクセス、ありがとうございます。2007年4月に回答者代表の山岡先生が名古屋大学へ異動となりましたので、質問の受付は終了させて頂きます。今まで興味深い質問をお寄せ頂き、どうもありがとうございます。Q&A自体は永久保存(?)しておきますので、引き続きご利用ください。 地震研究所アウトリーチ推進室 辻宏道 [山岡先生からのメッセージ] みなさま、長い間このQ&Aにおつきあいいただきありがとうございました。やはりすべてのご質問にお答えすることはできませんでしたが、多くの鋭いご質問に答えるだけでも私にとっては大変勉強になりました。 このQ&Aをまとめ、また詳細な説明や図を追加したり、回答をよりわかりやすく改訂したものを、単行本として理工図書から出版することとなりました。現在校正作業を行っていて、近日発売になると思います。ご期待下さい。 前作から33年ぶりに製作された映画
【お勧めのSF小説】 最近SFに興味を持ち始めた初心者です。お勧めのSF小説を教えて下さい。 条件は以下のとおりです。 ・海外物であること。 ・初心者なので、難解なハードSF等は避けて下さい(チャン『あなたの人生の物語』を読んだのですが、ちょっとキツかったです……)。 ・タイムトラベル物は少し食傷気味なので、できれば避けて下さい。 ・河出の奇想コレクション、早川の異色作家短篇集は全て読むつもりですので挙げて頂かなくて結構です(こういう“奇妙な味”が大好きです)。 ご参考までに、今まで読んで面白かった作品を挙げておきます。(五十音順) アシモフ『鋼鉄都市』、アダムス『銀河ヒッチハイク・ガイド』シリーズ、イーガン『しあわせの理由』、ウィリス『航路』、グリムウッド『リプレイ』、デイヴィッドスン『どんがらがん』、フィニイ『ふりだしに戻る』、ブラウン『さあ、気ちがいになりなさい』、ブラッドベリ『太陽
以前、田崎英明さんと話していて興味を持った話題に「どうしてSFに携帯電話のイメージが欠落していたのか?」というものがある。80〜90年代のSFやアニメではテレビ電話に類するイメージは盛んに出てくるが、携帯電話はまったくと言って良いほど出てこない。それはどうしてか、という問題だ。 もちろんテクノロジー的には携帯電話はトランシーバーの延長であり、それはSFにつきものである(腕時計に向かって喋るとか)。だが、街や駅で多くの人が歩きながら携帯で話をしている、という現代日本の日常生活の情景は、どんなSFにもアニメにも出てこない。つまり、今日のような携帯電話文化は、SF的には予測不可能だったということになる。なぜか? この問題に興味を持って以来、いろんな人と会う度に話題にしてきたが、そのなかから何となくヒントになることが浮かんできた。 それは、携帯電話によるコミュニケーションはそもそも人類に必要がなか
■ イーガンは短編から入れ にじむさんのトコのツッコミ欄でイーガン読むならどう読むか的な話をしていたら、とつぜん翻訳者の山岸さんが降臨するという事態になって、なかなか楽しかった。これだからネットはやめられん。 にじむさんはやたらと恐縮しているが、SF系日記更新時刻Rとかに捕まったら、関係者の目に継続的にさらされることは覚悟しないとね。……む!? ってことは、ここに要望とか書いておくと、出版関係者に読んでもらえたりするわけか。「スコーリア戦史の続きを出してくれぇ」とか(そこかよ)。 しかし、読まれる覚悟はすべきだが、手加減もすべきではない。関係者の目を気にして書くことをためらっても、誰も得をしないであろう。まぁ、作者は気をよくするかも知れないが、書かれるべきことが書かれないことで読者が損をしたら意味がない。 というわけで、「イーガンの長編はSFマニアのもの」という意見を変える気はないんだけど
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