ローレンスリバモア国立研究所とIBMがTop500の1位奪還を狙って開発を進めているスパコンがBlue Gene/Q(BG/Q)である。SC11でのIBMのブースでは、Blue Gene/Qのボードと筐体が展示された。また、11月14日に発表されたTop500では、64,384コア(4筐体)のBG/QシステムがLINPACK性能 677.1TFlopsで17位にランクされている。そしてこのBG/Qは、ローレンスリバモア国立研究所の20PFlopsのSequoiaシステム、アルゴンヌ国立研究所の10PFlopsのMiraシステムでの採用が決まっている。 BG/Qのハードウェアであるが、次の図のような階層になっている。 BG/Qの基本になるのは、BG/Qプロセサチップである。このチップは16個の計算コアを搭載している。そして、プロセサチップを16GBのDRAMと一緒に小型のプリント板に搭載した
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