CA001 au向けの春のカシオ端末というと、W41CA以来、バランスの取れたスタンダードモデルが発売されてきた。今春のCA001もスタンダードモデルではあるのだが、au初のタッチパネルディスプレイ搭載モデルとなっている。 タッチパネル搭載でスタンダードモデルがどう変わったのか。今回は開発を担当したカシオ日立モバイルコミュニケーションズのカシオ営業グループ マーケティングチームの高木健介氏と、同社 第一事業部 戦略推進グループ 商品企画チームの佐合 祐一氏、カシオ計算機の開発本部 デザインセンター 第四デザイン室の花房 紀人氏に話を聞いた。 ――まずは製品のコンセプトからお聴かせください。 カシオ日立モバイルコミュニケーションズの高木氏 高木氏 CA001はau初のタッチパネル対応ケータイとなります。ただ、商品の見せ方としては、タッチだけ前面に出すのではなく、むしろ通常の2軸ヒンジケータイ