エンジンの心臓部品であるピストンの製造からスタートし、創業60年を迎えられた本田金属技術株式会社様は、現在、世界7カ国11拠点から、二輪車、四輪車、汎用エンジン用の各種アルミ機能部品をグローバルで供給されています。アルミは鉄に比べて非常に軽量であるため、電動車部品の高機能化や軽量化のニーズにも対応できる素材として需要が高まっていますが、これに対応するため、主軸となる事業の効率化とともに、生産体質の改革や新技術開発を進められています。今回は、鋳造製品の品質向上に鋳造解析ソフトウェアMAGMASOFTと構造解析ソフトウェアADVENTUREClusterを活用した事例をご紹介いただきます。 ■ 導入前の課題 非線形領域も含めた強度や性能の評価を高精度に行いたい。 大規模構造問題を高速に解析したい。 鋳造解析と構造解析の連成解析を容易に行いたい。 ■ 使用CAEソフトウェア 大規模構造解析ソフト