東日本大震災で危機的状況が続く福島第1原発(福島県大熊町、双葉町)で、東京電力は28日、敷地内の土壌から放射性元素プルトニウム238、239、240が検出されたと発表した。同社によると、検出濃度は「通常の土壌中の濃度レベル」で、人体に影響がないとしている。 東電は濃度レベルについて、冷戦時代の大気圏内核実験で日本国内に降下した量と同じ程度と説明した。 同社は福島第1原発の敷地内5カ所で、プルトニウムを測定。うち2カ所は今回の事故で放出された可能性があるとしている。 【関連記事】 【特集】緊迫!朝鮮半島〜北朝鮮が韓国・延坪島を砲撃〜 〔写真特集〕若き日の金正日氏〜知られざる素顔〜 〔写真特集〕金正日氏と金正恩氏〜権力継承への道〜 【東日本大震災特集】トップページ 〔写真特集〕東北地方太平洋沖地震