この本については、既に亀山郁夫氏が『文学界』8月号で取り上げている。本書の稀有の魅力と美点については、亀山氏の意見にほぼ同意できる。その点をここでは繰り返すことは避けて、むしろいくつかの批判的考察を付け加えたい。 ここで強調しなければならないのは、我々の批判は、佐藤氏の本の魅力と力を構成する点と不可分であるということである。 亀山氏は、旧ソ連の様々に異なる立場の人々が、佐藤氏に対して次々に胸襟を開き、貴重な情報を与えるのに驚嘆しながら、「それは、何と言っても、自己保身を求めないまっとうな政治家の前では、人並み以上に膝をおる誠実さが「マサル」自身に備わっていたからだ。まさに「人間力」。」と述べている。 私には、この点は「人間力」だけでは説明がつかないように思われる。むしろ、氏の神学的素養が問題なのではないだろうか?モスクワで、氏が反体制派や異端派の知識人群に迎え入れられるきっかけが、モスクワ
ちょっとした冊子を作りたい時、本を作りたいけど印刷所に頼むほどではない時など、自宅でも印刷や製本ができると便利ですよね。今回は製本の基本からコピー本や豆本の作り方まで、自宅でもできる「製本」の方法をご紹介します。 ■製本の種類もいろいろある? 製本といっても、文庫本のように背表紙に全てのページがくっ付いているものや、フリーペーパーのように真ん中がホチキスで留められているものなど、様々な方法がありますよね。 <製本の基本を覚えよう> ▽とじ方、道具から折丁印刷まで | 手作り製本 - BindUp バインドアップ こちらのエントリーでは、次の4つの方法について、手順を写真付きで解説しています。 糸かがり綴じ:背の部分に糸を通してとじる方法。 無線綴じ:折丁(印刷された紙をページ順になるように折りたたんだもの)の背に接着剤を付けてとじる方法。 網代綴じ:折丁の中にも接着剤をしみ込ませ、折丁同士
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く