東京・歌舞伎町の大久保公園周辺で、売春の客待ちをしたとして現行犯逮捕された女性(中央)=7月(画像の一部を加工しています) 東京・歌舞伎町の新宿区立大久保公園周辺で売春の客待ちをする「立ちんぼ」が問題となっている中、警視庁保安課は3日、大久保公園周辺での取り締まりの状況を公表し、今年1~9月までに売春防止法違反容疑で20~46歳の女80人を摘発したと明らかにした。売春の動機は、生活困窮もあったが、4割はホストクラブなどの支払い目的だったという。 保安課によると、80人のうち35人は取り締まりを強化した9月に摘発された。35人の7割は20代で、4割はホストクラブの売掛金(ツケ)やメンズ地下アイドルの遊興費を稼ぐために売春を行っていたという。 今年4月には、歌舞伎町のホストの男が、ツケを払えない女性に売春して稼ぐよう、そそのかしたとして売春防止法違反の疑いで逮捕された。保安課は9月下旬にホスト