クーリエ・ジャポン2013年1月号に掲載されている「バクスター」がすごいです。記事からピックアップしてまとめます。 仕事を奪う?ロボット (NYTimesより) 「バクスター(Baxter)」を開発したのは、ルンバの開発者でも知られるロボット工学者、ロドニー・ブルックス氏。見ての通り、なかなかユーモラスなロボットです。で、こいつがすごいんです。 バクスターが成功したときの社会的インパクトはすさまじい。ブルックスの計画は余りにも野心的で、空恐ろしいほどだ。米国だけでも、数百万人単位の雇用が置き換えられるのだ。 バクスターを開梱して設置し、仕事を教え、実際に働かせるまで、わずか1時間しかかからない。1台2万2000ドル(約176万円)とミニバンよりも安いだけに、わずか数ヶ月で元が取れ、企業にとってはバクスター1台当たり年間3万ドル以上もの人件費の節約になる。 特に驚かされるのは、「学習」のプロ