下町にある昔ながらの飲食店と言われて思い浮かぶのは、大衆食堂、洋食屋、そば屋、そして喫茶店といったところだろうか。それらと並び、「甘味食堂」と呼ばれるお店があるのをご存知だろうか。甘味食堂とは、オシャレなカフェもスイーツ専門店もほとんどなかった昭和30~50年代頃、各地の商店街などで大判焼き(今川焼き)やおしるこ、ソフトクリームやかき氷などを提供していた店だ。 大阪市北東部に集中する6軒の“かどや” そんな昭和の下町情緒を色濃く残す甘味食堂の代表格が大阪に5軒ある。大阪市旭区にある「角屋」「カドヤ東店」「赤一かどや」「赤三かどや」、そして大阪市東淀川区の「(淀川)カドヤ」だ。 もともと旭区赤川1丁目に「赤一かどや」が創業。そこから親族への暖簾(のれん)分けで、「角屋」「カドヤ東店」「赤三かどや」「淀川カドヤ」とお店が増えていったようである。 暖簾分けということは完全な独立営業であるから、チ
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