３人にとって初の冠番組「ＢＳいきものがかり」（毎週土曜午後１０時半）の特番。９月１９日に行われた４時間半におよぶデジタルフェスのもようをギュッと凝縮した、中身の濃い２時間半だ。 「皆さんにお話を聞くのって難しい。この１年半、戸惑うことも多かった」 リーダーの水野良樹（よしき）がレギュラー放送を振り返る。音楽分野だけでなく、芸人をはじめ他分野の、３人が会いたい人がゲストで登場してきた。 ボーカルの吉岡聖恵（きよえ）は「いつもは音楽番組のゲストなど、迎え入れられる側のことが多くて、ホストになるのは全くの新しい経験だった」といい、ギターの山下穂尊（ほたか）は「ラジオのレギュラーはやっていたが、やはりテレビの冠番組は斬新」と新しい体験に笑顔を見せる。 自身らのライブでは、トーク力に定評がある水野だが、「ライブだと吉岡も山下もどんなことをしゃべるか、どんな返しがあるか想像がつくけど、番組のゲストは初

ヒット曲「ありがとう」などで知られる人気グループ「いきものがかり」のボーカル、吉岡聖恵さん（３６）は１日、一般人の男性と同日結婚したと、グループの公式サイトなどで発表した。 吉岡さんは「私の事を１人の人間として、そして１人の歌い手として心の底から受け止め、包み込んでくれる、優しく真っ直ぐな心を持った方です」などとコメントした。

１１月に約２年ぶりに集牧として活動を再開した人気グループ「いきものがかり」は、ボーカルの吉岡聖恵（きよえ）さんが、「立ちましょうか！」と会場に呼びかけると、観客が総立ちに。 にぎやかな曲にあわせて、会場中がタオルを振り回していきものがかりの復活となる紅白を楽しんだ。 ステージを終えた吉岡さんは「うれしいでーす」と報道陣に話した。 続くＡＫＢ４８のステージでは、来年４月でグループを卒業する指原莉乃さんに対し、客席に牛の姿で現れた内村さんが「指原放牧」の看板を掲げ、いきものがかりの活動休止時の放牧とかけたエールを送っていた。

演歌歌手の坂本冬美と、五木ひろしのデュエットソング「ラストダンス」が入ったシングル。この曲は活動休止中の音楽ユニット、いきものがかりのリーダー、水野良樹が作詞作曲を担った。世代やジャンルを超えた異色のタッグに挑む姿勢が興味深い。 １曲目「ラストダンス」は２人で手を取り合い、震える心でダンスのステップを踏むという内容。軽快なメロディーが恋心を引き立てる。ロックやポップスなどあらゆるジャンルをのみ込み、演歌の枠にとらわれない活動を続けている坂本は水野ワールドにもすんなりと溶け込んでいる。彼女の妖艶な歌声と、五木の渋みを感じさせる甘い歌声との掛け合いは秀逸だ。 ２曲目のバラード「雨の別れ道」（水野作曲、松井五郎作詞）もデュエットソング。こちらでも２人の会話のような歌声の交流が楽しめる。（竹中文） ユニバーサル　１３００円

若者に県政への関心を高めてもらおうと、静岡県は公式ツイッター「静岡県庁わかものがかり」を開設した。タイトルは、人気音楽グループ「いきものがかり」から着想したという。 平成２９年度の県政世論調査によると、世代別の県政への関心度は、２０代以下が３８・７％と最も低かった。このため、大学生ら若者をターゲットに公式ツイッターで、防災、就職、イベント、観光といった情報を発信することになった。若者が必要とする情報に特化して発信し、メッセージのやりとりを積極的に行って、双方向のコミュニケーションを生み出す狙いがある。 運営するのは、県広聴広報課。大学生向けの無料情報誌「静岡時代」の編集部が全面協力して、投稿素材の情報を集めたり、観光地や県が関係するイベントを取材するほか、フォロワー獲得のための工夫を提案する。

今年、デビュー２０周年を迎える男性デュオ「ゆず」がリリースした３枚組みのベストアルバム。全５０曲の中に２０年間の軌跡がぎゅっと凝縮されていて、興味深い。２人の力強いハーモニーは圧巻だ。 １曲目「夏色」からパワー全開で、ゆず独自の世界観に引き込まれる。ＣＭソング「虹」やＮＨＫ連続テレビ小説の主題歌「雨のち晴レルヤ」など耳になじんでいる曲が多く、聴き応えがある。昨年、配信で発表した曲「見上げてごらん夜の星を〜ぼくらのうた〜」がＣＤに初めて収録されている。 他のグループとの合作が楽しめるのもうれしい。なかでも１月から活動を休止しているポップスグループ「いきものがかり」と昨年末までに収めた「イロトリドリ」では持ち前の表現力豊かな歌唱力を遺憾なく発揮している。今も勢いを感じさせる２人に拍手。（竹） トイズファクトリー　３７８０円

オオオーン。時折、国道を走るトラックの音が遠くに響く。雪原の中で傾いた廃屋を風が吹き抜ける。北海道陸別町の山間にある旧ＪＲ池北（ちほく）線の小利別（しょうとしべつ）駅。 平成１８年に廃線となった。使われなくなった駅舎は保存されているが、線路跡は深い雪の下。傍らには、今秋開通する「高規格道路」の真新しい案内板が低い陽光を浴びている。 「バスがあるだけまし。だから、特段の不満はねえんだ」 町の小利別地区に妻と２人で暮らす元酪農業、西村寛（８４）は月１回、代替バスで隣町へ通院する。片道１時間２０分、本数は１日６〜７本。地区の人口は２２人。不満はないといいながら、ぽつりと漏らす。 「病気でもしたら、もう出て行くしかねえな」 ■　　■　　■ 木工所の町だった。西村は中学生のころ、池北線の線路の上を丸太を満載した２０両を超える貨車が機関車に引かれていくのを校舎の窓から眺めていた。 池北線は内陸部の貨物

「ＳＡＫＵＲＡ」などのヒット曲で知られる３人組の人気グループ「いきものがかり」が活動休止を宣言してから１２日で１週間となった。ボーカル吉岡聖恵さんの出身地、神奈川県厚木市が設置したメッセージボードには、桜の花をかたどったピンクの紙で埋め尽くされ、満開となっている。 市によると、ボードは縦約９０センチ、横約７メートル。７日、市内の商業施設に設置された。桜の木が描かれ、メッセージを書いた紙を貼ることができる。１０日までに約２５０枚を数え、「生きているはげみです」「元気に帰ってきて」など“放牧”（活動休止）後の活動再開を待ち望む声が多い。 小田急線本厚木駅で電車接近を知らせるメロディーに使用されているのはヒット曲「ＹＥＬＬ」。厚木市の小林常良市長は６日の年頭記者会見で「進化した姿でお目にかかることを心から期待する」とエールを送った。 ボードへのメッセージ貼付は３１日まで。

２００６年のデビュー後、数々のヒット曲を生み出し、ＣＤ売上総数累計６００万枚を突破、オリジナルアルバム８作連続チャート１位を記録するなど国民的人気を誇るいきものがかり。そんな彼らがデビュー１０周年を記念して、地元である神奈川県海老名市と厚木市で計４公演にわたる大型野外ライブを行った。 １０周年の感謝を込めて、ライブは「ありがとう」でスタート。新旧さまざまな楽曲がこの記念公演を彩る中、映画「四月は君の嘘」の主題歌でもある新曲「ラストシーン」を披露。開演時に曇天だった空から、ついに雨が降り出すと、ギターの水野良樹が「みんな、この状況を楽しみませんか？　雨のライブって伝説になることが多いし！」と、観客に言葉を投げかけた。 初ワンマンライブの１曲目だったという「花は桜　君は美し」から始まった後半は、「気まぐれロマンティック」「じょいふる」などライブ定番曲で会場が最高の盛り上がりを見せた。ボーカルの

□超いきものバかりＴＶ　～いきものがかりありがとうのサプライズ～　拡大版 ■７月１２日（火）午後８：００～１１：００ 今年３月１５日にデビュー１０周年を迎えた、いきものがかりが送る「１０年分のありがとう」が詰まったスペシャル番組（今年６月２６日フジテレビ系でオンエア）の３時間拡大版をフジテレビＮＥＸＴで放送する。 共感を呼ぶ歌詞と親しみやすいメロディー、抜群の表現力で、幅広い世代から愛されているいきものがかり。デビュー１０周年を迎え、「この人なくして、今のいきものがかりはない！」と断言できる「かけがえのない大恩人たち」にサプライズで感謝の気持ちを伝える。 そして、超保存版。いきものがかりベストオブベスト名曲メドレースタジオライブも。吉岡聖恵、水野良樹、山下穂尊、それぞれの魅力が三位一体となり、多くの名曲を発表してきた、いきものがかりのまさに１０周年の記念碑的な冠番組となった。 この拡大版で

今年メジャーデビュー１０周年を迎えた３人組ポップスグループ「いきものがかり」の勢いが止まらない。平成２０年から昨年末まで８年連続でＮＨＫ紅白歌合戦に出場。１５日に発売されたベスト盤は、店頭の専用コーナーに並べられ、レコード店の期待も高い。「いきものがかり」のメンバーとの会話から人気維持のコツを探った。 サビから始まる曲でいきものがかりは１８年のメジャーデビューシングル「ＳＡＫＵＲＡ」でいきなり脚光を浴びた。桜が舞い散る様子を歌い上げる「サビ」が冒頭に登場する名曲だ。ＣＭソングに起用されて、人気に火が付いた。作詞作曲したリーダーでギターの水野良樹（よしき、３３）は「初期の頃の曲は特に『頭サビ』が多かったと思う。最初のワンフレーズで勝負が決まる路上ライブをやってきた影響かもしれない」と振り返る。 結成した１１年は、路上ライブで頭角を現したデュオ「ゆず」が人気を集めていた。いきものがかりも当初は

デビュー曲「ＳＡＫＵＲＡ（サクラ）」や「ＹＥＬＬ（エール）」「ありがとう」など数多くのヒット曲がある音楽グループ「いきものがかり」のメンバーが１５日、９月に厚木市で開催するデビュー１０周年記念ライブを前に市役所を訪れ、市民ら約１００人から歓迎を受けた。 ボーカルの吉岡聖恵（きよえ）さん（３１）、ギターの水野良樹さん（３３）と山下穂尊（ほたか）さん（３３）が市役所に到着すると、来庁者から歓声と拍手が湧き起こった。３人はそれぞれ、中高の恩師や同級生から花束を受け取り、小林常良市長が「いきものがかりの皆さんが厚木の地に帰ってきてくれたことがとてもうれしい。ライブが大成功するよう、協力していきたい」と歓迎した。 吉岡さんに花束を渡した市立南毛利中での恩師、川上範子さん（５４）は「１４年ぶりの再会ですが、昔のままの元気で明るい吉岡さんに会えてうれしい。これからも人の心を温かくする歌を響かせてほしい」

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