5日、中国湖北省の感染病科医師が、携帯電話が細菌にどれほど汚染されているか調査を行った。その結果、携帯電話1平方センチメートルあたり約12万もの細菌がおり、トイレの便座に生息する細菌よりも多いことが分かった。 2008年11月5日、人民網・健康時報によると、湖北省襄樊市第一人民医院の感染病科医師が、携帯電話が細菌にどれほど汚染されているか調査を行った。その結果、携帯電話1平方センチメートルあたり約12万の細菌がいることが明らかになった。この数字はドアノブや靴、さらにはトイレの便座に生息する細菌よりも多い。 【その他の写真】 調査に使われた108台の携帯電話からは10種類240株の細菌が発見され、うち39株から人体に影響を及ぼす黄色ブドウ球菌が発見された。主に細菌が多かったのは携帯電話のボタン部分だった。 こうした調査結果に対し、人々は携帯電話がこれほど汚れているものだという認識はないようだ