モテたい理由 (講談社現代新書 1921)を読む。エッセイなので直感的であるが昨年新書で一番楽しめた。 あっあけまして・・・おめでとうございます。 第1章 女の目から見た世界 第2章 獰猛な恋愛資本主義 第3章 蔓延するライフスタイル語り 第4章 女子が生きるファンタジー 第5章 ライフスタイルの先祖たち 第6章 男たちの受難 第7章 女という水物相場 終章 戦争とアメリカと私 もっとも得心がいったのが モテとは関係性(特に異性との)に優位に立つことである。 この一言は他でも語られていることなのかも知れないが、男性の中では納得できないかも知れない。というのは男性の場合、それは異性に対して向けられているだけだからである。 女性は違う。男性にモテると同時に女性にも「モテると思われたい」のではないだろうか?ヴィトンの新作など男性にはわからないのに、女性は女性の目すら・・・その対象になる。まさに