個性的なお店が林立している味園ビルの2階部分 大阪の繁華街、千日前(大阪市中央区)にある味園ビルの2階部分には、個性的なお店が林立している。歩いているだけでワクワクドキドキする不思議な場所だ。 味園ビルが建てられたのは1956年と半世紀以上の昔、日本が高度経済成長期だった頃だ。ビル内には宴会場、キャバレー、サウナ、ホテル、スナックなどのレジャー施設が営業して大変にぎわっていたという。 時代は変わりバブルがはじけた後は、訪れる客が激減した。2階部分に所狭しと並んでいたスナックも大半が潰れてしまった。 その後、経営方針が変わり、若いオーナーが増えてバーやライブハウスなどの運営を始めた。若者らしい、サブカル、アングラな雰囲気のお店もたくさん作られた。東京でいうと新宿歌舞伎町のゴールデン街のような個性的な飲み屋街が、ビルの2階部分に形成されているのだ。 この雰囲気が受けて、連日多数のお客さんが訪れ