アベンジャーズ/エンドゲーム、超大作といえど予算は無限ではない中でスター俳優を大量動員して作品を成立させるため、費用を削れる所は削りまくってそれを意識させない脚本がとにかく凄かったので、気づいた点をまとめました。 エンドゲームの内容を振り返ると、実はド派手なバトルシーンがほとんど無かったことに気付きます。 クライマックスで大軍が激突する1回以外は、バトルシーンはホークアイVS真田ヤクザ戦と、キャップVSキャップ戦ぐらいじゃないでしょうか。 しかもラストの大軍激突シーンも尺としてはそこまで長くないし、ホークアイ戦とキャップ戦に至っては1シチュエーションきりのほぼ個人戦(ただし、ホークアイ戦はワンカット長回し風アクション、キャップ戦は“同キャラ対決”と、短いバトルにもかかわらず観客の印象に残る一捻りが周到に施してあるのがさすが)。 さらに、本作は「全生命が半分になってしまった地球」が舞台なのに