『日本の憲法 最初の話』が単行本になりました おかげさまで、昨年の憲法記念日に発行したフリーペーパー『日本の憲法 最初の話』を元に、同名タイトルの単行本として『日本の憲法 最初の話』(KADOKAWA刊)を上梓することができました。 フリーペーパーは、日本国憲法の前文を詩訳した冊子ですが、単行本では、基本的人権の総論や精神的自由権、社会権に関する憲法の条文や、関連する法律、条約、判決文、ひいては国連スピーチや、平和主義についての憲法の学説、歴史的な人権宣言などを詩訳して収録しました。「憲法という約束」などのテーマでコラムも書いています。 ジェンダー平等や、働く人の権利、子どもの人権、原発運転差止判決、障害者の権利、核兵器禁止、地球環境などに関わる、広い意味での〈法〉を一つ一つ詩に訳しながら考えていたのは、これらはすべて同じ根でつながっているんだ、ということでした。つまり、一人一人の人間の命