「豆腐屋の四季」 松下竜一と洋子 2007年09月22日 赤い夕日を吸い取るように、川面がオレンジ色に映える。シラサギが飛び、魚が跳ねる。 松下竜一さんと洋子さんが毎日足を運んだ川沿いの散歩道。市民の憩いの場として一年中にぎわう=大分県中津市で 書斎の真ん中に置かれた松下竜一さん愛用のテーブル 中津城裏にある河川敷公園。歌碑を建てる計画がある=いずれも大分県中津市で 69年、出版された『豆腐屋の四季』を手にする松下竜一、洋子夫妻=松下洋子さん提供 英彦山(ひこさん)から耶馬渓(やばけい)を経て周防(すおう)灘(なだ)に注ぐ山国(やまくに)川。大分県中津市の河口に延びる川べりを30年以上にわたって毎日散歩する夫婦が、町の風物詩となっていた。3年前に67歳で亡くなった作家松下竜一さんと妻洋子さん(59)だ。 松下さんは冤罪事件をただしたノンフィクション『記憶の闇』などを著すかたわら、火力発電所
見事にキレる高齢者に 作家・吉武輝子さん2009年3月6日 印刷 ソーシャルブックマーク よしたけ・てるこ 31年、兵庫県生まれ。慶大卒。東映の宣伝プロデューサーを経て文筆活動に。著書に『死ぬまで幸福でいるための12カ条』『吉武輝子対話集』=東京都杉並区、郭允撮影 作家で評論家の吉武輝子さん(77)は「70代、80代は人生の旬」が口ぐせだ。今も年3冊の書き下ろしを自らに課し、呼吸障害を抱えつつ携帯用の酸素ボンベを持って講演に飛び回る。差別も戦争もない社会を夢見て活動を続ける吉武さんのエネルギー源と、老いや病に向き合う思いを聞いた。 ――酸素ボンベ持参の講演を始めたきっかけは? 一昨年夏にカリニ肺炎が悪化して入院してからです。約束していた講演をキャンセルするわけにはいかず、医師の了解をもらって携帯用ボンベを持参し演壇に立ちました。以来、ペットのように連れ回っています。 膠原(こうげん)病との
ブログ名 ジョン・Mを探して アボリジナルアートから始まる旅 ブログ紹介 現代アボリジナル・アートとその背景文化の探求記。同時に、そこからあらゆることにつながっていく。世界理解のネットワークをたどる記録です。 卒業旅行でのんきに出かけたはずの旅が、アボリジナル・キュレーターを追う「追跡(トラッキング)」になった。 先住民族って誰ですか? アートって何ですか? 日本人って先住民じゃないの? 以来二〇年、考えつづけてきたファンダメンタルな問いに、死なないうちに決着をつけようとアーネムランドへ、砂漠へ……そこで問いは、解決されるのではなく、見事に解消した。 研究者の探求であり、日本で生まれ育ち日本語で考えてきたもの書き(字を書く以外に能のない人間という意味で)の、トラッキング記録です。カンガルーのように前にばっかり跳んできた結果、貯金はない。文部科学省の科学研究費・基盤研究(C)2010年度-2
この存命人物の記事には検証可能な出典が不足しています。信頼できる情報源の提供に協力をお願いします。存命人物に関する出典の無い、もしくは不完全な情報に基づいた論争の材料、特に潜在的に中傷・誹謗・名誉毀損あるいは有害となるものはすぐに除去する必要があります。 出典検索?: "中村和恵" – ニュース · 書籍 · スカラー · CiNii · J-STAGE · NDL · dlib.jp · ジャパンサーチ · TWL(2011年7月) 中村 和恵(なかむら かずえ、1966年3月25日 - )は、比較文学者、英語圏文学者、詩人、エッセイスト。明治大学教授。ポストコロニアリズムの研究が専門。別筆名・中村たまら[1]。 人物[編集] 父親はロシア文学者の中村健之介。父の故郷である新潟県三条市で生まれ、東京都、北海道で育つ。 北海道札幌北高等学校を経て[2]、1989年お茶の水女子大学英文科卒。
白洲正子 ひたすら確かなものが見たい [著]挾本佳代 これは白洲正子「論」なのだろうか? 読みながら、白洲正子が触れた日本文化の肌触りを、感じるようになってくる。そのまなざしがとらえたものを、共に見たような気がしてくる。論じているというより、白洲正子の内面に導いていくような本なのだ。「確かなものが見たい」という熱望が、読む者の熱望になる。 重要なのは「型」であった。著者は白洲が「確かなもの」を見極めようとしたその根幹に「型」の習得があったことに注目する。白洲は能や香道の型を体得することで、そこにのみ個性が現れることを知る。徹底的に型を身体に刻み込み、型が重なって舞となり、舞が重なって能となることを悟る。能では人間が自然の象徴として現れたり、過去を生きた亡霊として現れたりするが、型を通してこそ、そこに個性が出現するとともに、自然と人間の関係にかかわる普遍的なかたちもまた、顕(あらわ)れるのだ
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