「彼はどんな道具を使っていても、見る者に喜びを与えてくれました。とりわけ、長さ一八インチのやすりを扱っているところは、たいした眺めでした」 --発明家・起業家ヘンリー・モーズレーを評した職人の言葉 著者ヴィトルト・リプチンスキは、「この千年で最高の道具(工具)」というテーマのコラムの依頼を受ける。自らの手で家を建てた経験もある著者は、工具箱を漁り錐・のこぎり・釘・ものさし等を引っ張り出すが、発明が古過ぎたり特化しすぎたりで、どうもしっくりこない。が、妻のひと言で鉱脈を掘り当てる。 「ねじ回しはいつだって何かに必要なのよ」 かくして著者はねじとねじ回しのルーツを辿って図書館を廻り博物館を巡礼し、ねじとねじ回しの起源に迫り、その普及と発展の歴史を辿っていく。果たして最古のねじは… 本文160頁ほど。文章は早川の翻訳物にしては、まあ合格点。その気になればあっさり読み終えられるけど、工具に詳しくな
趣味で購入した膨大な数の架空戦記の感想などです。参考資料として役立つように、楽天ブックスに表紙画像があるものだけは画像も表示するようにしてあります。趣味で購入した膨大な数の架空戦記の感想などです。参考資料として役立つように、楽天ブックスに表紙画像があるものだけは画像も表示するようにしてあります。 極秘に建造していた潜水空母「潜龍」が活躍する新シリーズ。 大和級戦艦と翔鶴級空母を建造せずに、潜水艦1隻を建造したという驚愕の設定だ。 すなわち、搭載機288機、全長600m幅70mの超大型潜水空母が主役となるぶっとびの設定が魅力の作品といえるかな。 潜水艦であるため機動力がないわけで、タイトルの「超機動空母」というのには大いに疑問を感じてしまう。 訓練や作品舞台の説明で前半が終わってしまっているので、一刻も早くどのような戦い方をするのか知りたい人には不満を感じるところかもしれない。 初陣はハワイ
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く