ああ【嗚呼】〔表音・同源〕於(ヲ)・戲(キ)・嗚(ヲ)・呼(コ)・噫(イ)・嗟(サ)・惡(ヲ)・吁(ク)など、いづれも「ああ」といふ音の描寫。戲(キ)・呼(コ)などの原音はヒ・フに近く、「於戲」「嗚呼」はオーヒー・ウーフーのやうな音であった。⇒於(おい)て。∴〜玉杯に花受けて。 アイ アイ アイカフ【愛甲】-コウ〔地名2690〕神奈川縣(相模國)の郡名。現在愛川(あいかは)町。 『類聚三代格』承和二(835)年に鮎河(あゆかは)。 アイキャゥ【愛敬・愛嬌(ケウ)】-キョウ[源]佛語愛行(アイギャゥ)あるいは愛形(アイギャゥ)との混同によって生じたものか(岩)。 アイサツ【挨拶】[源]字義は互ひに押合ふ意(岩)。挨も拶も他に用ゐる事の少ない漢字であり、また相(あひ)や逢(あひ)への連想が働くためか「あひさつ」と誤りやすい。∴〜を交はす。 アイチ【愛知】〔地名2275〕縣名、また愛知縣(尾張國