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ブックマーク / ameblo.jp/k2600nen (1)

  • 『消えるインクと帝国書道速成学会』

    今回は、農商務省実用新案特許第4873号を取得した 消えるインクによる書道の教育を紹介します。 まずは、下にお示しする書道のお手をご覧下さい。 これは、明治43年(1910)1月に刊行された書道の お手『習字速成練習帖』行書第一号(帝国習字 速成学会)の第一丁です。 この手の筆を執った雲谿・稲川春は、明治9年 (1876)に太政官修史局 の二等繕写生として出仕し、 翌年修史局 が修史館 に改組されたのちも同16年 まで二等繕写(のち一等繕写)として勤務しました。 その後、書家として名を顕わし、書が出された 明治43年当時は東京高等商業学校・専修学校商科・ 大倉商業学校で習字を教授し、文部省の習字検定 試験委員も勤めていました。 帝国習字速成学会が刊行した手類は、稲川のほか にも愛石・玉木享や鵞堂・小野鐗之助の筆になるものも あり、同会の実質的な中心と考えられる貞金近松の編 になる

    『消えるインクと帝国書道速成学会』
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