会うのは3回目というお二人。 連続起業家であり、40社以上のベンチャー企業に投資する家入一真氏と、若手経済ジャーナリストの木暮太一氏が考える『仕事観』『人生観』に迫りました。 家入氏(以下:家):いまは絶対大丈夫って言うのはない時代。現在働いている場所を飛び出さなくても、働きながら土日や夜の時間を使って、色んな居場所を持つ。居場所を沢山作っておけば、いざ会社が倒産したとしても自分だけは生きて行ける。そういう居場所をつくっていこうって話はずっと言っています。 木暮氏(以下:木):リスクへッジというか、一つがダメになってもまだ他に残っているものがあれば一気に死ぬことはないので安心できる。自分の保険という意味でも機能するので、その考えには賛成ですね。 木:それは本当に大事。いくらお金があっても、居場所がなくて病んでしまう人はいるし、お金が何もなくてものほほんとしていられる環境があればそれはそれで