上場しているソーシャルゲームプロバイダー各社の4-6月期(もしくは3-5月期)の決算が出そろった。今回は、KLab、クルーズ、ケイブ、ドリコム、ボルテージ、アクセルマークの四半期決算をまとめた。モブキャストはプラットフォーマーでもあり、SAPとは若干違うと判断したこと、エイチームの直近決算(2-4月期)は、コンプガチャ問題の発生した時期とずれるため、比較対象に入れるのは不適当と判断した。大手ゲーム会社と異なり、比較方法は前年同期比(YonY)ではなく、前四半期比(QonQ)である。 さて、前回(1-3月期)は、6社中4社が前の四半期に比べて増収となり、6社中2社が営業増益だったのに対し、今回は、6社中2社が増収となり、6社3社が営業増益だった。増収となる企業が減った一方、収益性の改善した企業が増えた。気になるのは、売上を減らす企業が増えたことだろう。上位SAPは、これまでQonQで2ケタの