電子マネー「Edy」を運営するビットワレット株式会社と、KDDI株式会社、大日本印刷株式会社の3社は共同でNFC(近距離無線通信規格)のTypeAプロトコルを用いたサーバ管理型電子マネーシステムのプロトタイプを開発したと発表した。 同システムはNFCの次世代電子マネーシステムの研究の一環として開発されたもので、3社は共同でNFC機能搭載のスマートフォンやTypeAカードの非接触IC決済サービスに関する技術検証を実施した。各企業の役割としては、ビットワレットが電子マネーサーバーのプロトタイプおよび決済端末の開発と提供を行い、KDDIがAndroid搭載スマートフォンおよびNFC対応UIMカードの提供、AndroidアプリおよびUIMカードに関する技術支援を行った。大日本印刷はTypeAカードの発行および提供、UIMアプリの開発と提供、UIMアプリへのパーソナライゼーションなどを行った。 検証