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あとで読むに関するra-rossoのブックマーク (50)

  • Hang Reviewers High / SFマガジン 2007年 07月号

    別に映画が公開されるからというわけではないが、最初に少しだけ「新世紀エヴァンゲリオン」の話が必要だ。95年に放送されたあの作品は様々な問題提起を行ったが、当時僕が一番高く評価したのは物語が成立困難になってしまったということをはっきりと示したことである。あの作品はあらゆる物語としてのお約束を意識しつつ演出されながら、しかし主人公がロボットに乗る積極性すら獲得できない。作品にエンドマークがうたれても、作中人物は何らかの結論を視聴者に提供しない。むしろ結論を提供することができないという結論が提供される。 すべてはリアリズムの問題なのだと思う。90年代には(もとを正せば60年代から意識されていたことだが)フィクションが質的に現実ではあり得ないということが広く一般に意識されすぎた。要するにどんなヒーローも現実としては不自然である。絵空事であって、現実の問題解決の役にたちはしない。分かりやすい結論な

  • 『ゼロ年代の想像力』を読んだ僕たちにできること、あるいはできないこと - デイジーチェイン・アラウンド・ザ・ワールド

    遅ればせながらSFマガジン7月号に掲載された宇野常寛の『ゼロ年代の想像力』を読んだ。第1回ということであまり詳しい内容ではなかったけれど、この連載は「いつまでも東浩紀や、彼に影響を受けた言説に支配されているようではどうしようもない。もっと多様性に富んだ批評がなければ、ゼロ年代以降の想像力が衰弱してしまう」ということを主張したいのだろう、つまりそれが宇野常寛の危惧していることなんだろうと考えている。俺はこれを正しいと思っていて、つまりは新しい作品群にもっと光を当てなければ新しい想像力が認められないまま、それこそ失われてしまうのではないかとは感じる。 だからこそ、彼はあえて挑発的な言葉を使ってこちら側に語りかけてきているんだろう。宇野常寛は、読者が動くことを期待している。ムーヴ、ムーヴ、ムーヴ。もちろん『ゼロ年代の想像力』をそのまま肯定しても構わないのだろうけれど、彼の意図としては、この疑問の

    『ゼロ年代の想像力』を読んだ僕たちにできること、あるいはできないこと - デイジーチェイン・アラウンド・ザ・ワールド
  • ファッションの脱オタはなんで面白くなさそうなのか?

    今さら感ありまくりだけど脱オタについて 結論だけ先に言っちゃいます。 女はともかく男のファッションてのはけっこう幅がせまい。 格好というか価値観がほぼ一つだから、 その価値観のなかで優れているか劣っているかの優劣ゲームになっちゃう。 だから、その価値観に合わない、のれない人にはファッションつまんねー、だるいとなっちゃう。 だから脱オタする人は、ほどほど服に手間とお金をかけてそれ以上はやるべきじゃあないと。 (ほどほどの具体的な内容?それは他の人任せ) 今日服を買いにでかけたんだけど、お目当ての品は大はやりのポロシャツではなく ノースリーブのTシャツと半そでのブルゾンというすごいマイナーなアイテム。 で、案の定どこにも売ってませんでした、ぢくしょー! で、買い物して気づいたんだけど、ほとんどのお店は似たような型の服しか 置いてなかったんだよねー、ポロシャツとか半袖シャツとかVネックのTシャツ

    ファッションの脱オタはなんで面白くなさそうなのか?
  • 本田雅一のAV Trends

    最高品質を求めたBD版「パイレーツ」制作の裏側【後編】 〜 ディズニーがDIマスターを初蔵出し 〜 H.264エンコーダもパイレーツに最適化 前編に続き、Panasonic Hollywood Laboratory取材後編では、PHLで業務用H.264High-Profileエンコーダのアルゴリズム開発を行ないながら、実際の映像圧縮も研究の一環として行なっているPHL副所長、柏木吉一郎氏のコメントを交えながら、パイレーツ・オブ・カリビアンシリーズBD版の画質について迫っていきたい。 と、その前に題に入る前に柏木氏がどのような人物かを簡単に紹介しておきたい。 同氏はもともとMPEG-2エンコーダの高画質化について、映画スタジオ側と具体的にどのような画質を求めているのかを聞き取りながら、アルゴリズム改善を行う研究員として松下電器からPHLへと派遣された人物だ。 その後、高解

  • 本田雅一のAV Trends - 最高品質を求めたBD版「パイレーツ」制作の裏側【前編】~Javaにこだわり。PHLとタッグでBDの可能性を追求 ~

    最高品質を求めたBD版「パイレーツ」制作の裏側【前編】 〜Javaにこだわり。PHLとタッグでBDの可能性を追求 〜 先週お伝えした通り、北米でのパイレーツ・オブ・カリビアン シリーズ第1作「PIRATES OF THE CARIBBEAN: THE CURSE OF THE BLACK PEARL(以下1)」、2作目「PIRATES OF THE CARIBBEAN:DEAD MAN’S CHEST(以下2)」のBlu-ray Disc発表に続き、その制作を担当した松下電器の研究施設「Panasonic Hollywood Laboratory(PHL)」を取材した。 PHLは、かつてユニバーサル映画を所有していた松下電器が、映画コンテンツを映画制作者との綿密な連携のもとに、最高の品質でDVD化しようと考えて設立したDVCCに端を発する研究施設である。その後、映画監督やスタジオが

  • MouRa|FRAMES INTERVIEW 東浩紀インタビュー

    このドメインは お名前.com から取得されました。 お名前.com は GMOインターネット(株) が運営する国内シェアNo.1のドメイン登録サービスです。 ※1 「国内シェア」は、ICANN(インターネットのドメイン名などの資源を管理する非営利団体)の公表数値をもとに集計。gTLDが集計の対象。 ※1 日のドメイン登録業者(レジストラ)(「ICANNがレジストラとして認定した企業」一覧(InterNIC提供)内に「Japan」の記載があるもの)を対象。 ※1 レジストラ「GMO Internet, Inc. d/b/a Onamae.com」のシェア値を集計。 ※1 2020年8月時点の調査。

  • グレン団活動報告「ドリル銀河に男の魂ッ!」: 第四話「顔が多けりゃ偉いのか?」

    先週の第三話で合体し初めて勇姿を見せたグレンラガン。(合体シーンは四話でさらにパワーアップ!) リットナー村を後にして、しばらくは旅物語編。 新しいキャラクター「黒の兄弟」も登場しますが、今回は敵獣人の方がインパクトでかいかも。 お話も、シリーズ中ギャグ度の最も高い回かなあと思います。というよりシュール? 絵コンテ、演出、作監を「BECK」「パラキス」監督の小林治さんが担当、原画もかなりの数書いているので、 オサムワールド全開な仕上がりに。 (大つか)

  • 「○○産の△△は□□地方特有の××で育成されただけあって芳醇な…」 そ..

    「○○産の△△は□□地方特有の××で育成されただけあって芳醇な…」 それは確かに高度な楽しみ方なのかもしれないけれど、別にそんな事が言いたいわけじゃない。僕らは、ただ単に感じたいだけなんです。 「あー、おいしかった」 って。 過剰に作画スタッフの名前をあげることで、そのような反応をされることは避けたいのですが、現状の反応をみると、包装のキレイな材を観て喜ぶだけで実はべてもいない、とか、見た目優先で管理されたキレイな野菜を喜んで、ホンモノの美味しさをわかって無いんじゃね?とか思ってしまうわけで。というとすごい山岡っぽくていやーん。 アニメ界の山岡士郎が必要?むしろ岡星?ていうか富井副部長が誰か気になる!! カレーやハンバーグを軽んじるのは、ちょっと雄山ぽいな。どっちも奥が深いよ。 音はね、動画大好きっ子も、ウンチクなんてのはどうでもいいから、「アニメーターの凄い仕事」ってやつを感じてく

    「○○産の△△は□□地方特有の××で育成されただけあって芳醇な…」 そ..
  • 「アニメは愛している、でも勃起できない」という病

    <分類> (a) アニメを長く見ていて、アニメの見方の作法を確立している人たち=オタクエリート (b) 好きだ!という理由だけで作品を楽しむめる人=非オタクエリート/一般オタク層/ライトオタク (c) みんなが誉めた作品が良い作品だと思っているだけで自分の意見で好き/嫌いを判断しない、もしくはその勇気がない人=ミーハー? (d) アニメには興味がない。ネットでみんなが褒めているのにその良さがわらないため、否定する人=ネットが好きなだけの人 私は、(a)と(b)の間に、"ある種の層"が存在し、増殖しているのではないかと感じています。 つまり、オタクエリートに成り損ねた非オタクエリートという人たちです。 成り損ねた、などと乱暴に書くと「貴様はオタクエリートの方が非オタクエリートより偉いと思っているのか!」 と叱られてしまいそうですが、どちらが上か下かという気持ちはなくて、 非オタクエリート>オ

    「アニメは愛している、でも勃起できない」という病
  • 仕事の取りかかりを早くするには?【解決編】

    「やる気」が起きないのは、その仕事が終わりが見えない「非現実ワーク」になっているから。これはうまく「現実ワーク」に分割し、自分を“ポジティブ”に甘やかすことで、スムーズに実行に移すことができるようになります。 どんな仕事においても、最も難しいのは「取りかかること」です。逆にいえば、取りかかることさえできれば、あとは流れに乗って前に進むことができます。 仕事に取りかかるのが難しい理由は、「何となく大変そう」あるいは「どこから手をつけていいのか分からない」といった言い訳でブレーキをかけてしまうからだと考えられます。そして「やる気が起きたら一気に片付けよう」という、もっともらしい判断を下しがちです。 そして、実際に「やる気」が起きるのは締め切り間際になって、やらざるを得ない状況に陥った時であり、そうなるとますます分が悪くなってしまいます。 そう考えると、得体の知れない「やる気」に頼るのはやめて、

    仕事の取りかかりを早くするには?【解決編】