イベントは出演者全員にスペシャルドリンクの「光酒」が振る舞われ、「乾杯」のかけ声からスタート。まずはゲーム化されるに至る経過がマーベラスエンターテイメントの企画プロデューサー、水谷英之氏の口から説明された。 水谷氏によれば「僕は始めは企画に携わっていなくて、前任者はXbox用ソフトとして企画を提出していた」という。そこでは光と影が丁寧に描かれ、美しいグラフィックスのゲームに仕上げられる予定だったという。この当初の企画に対して水谷氏は「ちょっと違うかなと考えた」とか。理由は、「蟲師」の世界観を表現するという点において、「派手な映像を作ることは可能だが、人肌の暖かさや自然の息吹を出さないと、映像ではアニメ版にかなわない」と考えたからだという。 そこで出てきたのが「終わらない日常、終われない日常」だという。つまり「蟲師」の世界観の中で暮らすことのできるゲームと言うことだ。こうやって企画が