映画監督・宮崎吾朗、スタジオジブリ最新作『コクリコ坂から』を語る （週プレNEWS） - Yahoo!ニュース“世界のハヤオ・ミヤザキ”の息子として突如アニメーションの世界に登場し、2006年に初監督映画『ゲド戦記』を世に問うた宮崎吾朗。それまでのスタジオジブリの世界観とはかけ離れた哲学的な内容に、難解な物語と受け取った人も多かったのではないかと思うのだが……。最新作『コクリコ坂から』は、一転して明快で前向きな内容。 1963年、東京オリンピック開催を目前に控えた時代を舞台に、高校生の少年少女が紡ぐ甘酸っぱい恋。そして、ここぞというところで流れる坂本九の『上を向いて歩こう』の懐かしいメロディー。 この映画をつくった人に話を聞きたい！ そう思って吾朗監督に会いにきたのだが、当の監督は取材続きとあってか、少々疲れ顔……。 ――今回、監督第2作を引き受けるにあたって、「どうしても映画という仕事をやっていきたい」という力強い言葉が監督のほうからあったそうですが。 「……それ、プロデューサーの捏造で
