「会社をつくるなんて、起業なんて、そんな大仰な事はとても……」と感じる方も多いのではないかと思います。会社設立の意義や狙い、事業の広げ方などについて、中小企業のバリュー開発・社員教育などを手掛けるsfidaM(スフィーダム、千葉県浦安市)代表の小沢松彦氏に聞きました。 以前に当欄「出世ナビ」で「12万円であなたも社長 第2の人生、仲間の力も宝に」という記事を書きました。これはセカンドキャリアの1つの選択肢として、あまり身構えずに、とりあえず会社という装置をつくってみることから始めてみてはという発想を勧めたものでした。 とはいえ、もちろん自分に提供できるサービスが何もなければ、会社をつくっても意味がありません。 ただ、誰しも長く働いて生きている中で、何かしらのスキルや力は備えているものです。それを自分で認識し、可視化できていないだけです。その可視化の方法はまた別の機会に譲ることにしますが、何