高校生の頃、私はシンセサイザーを購入し、ハードロックバンドのキーボーディストになることを夢見て演奏の練習をした。しかし、基礎もなく見よう見まねの独学による練習だったので、思うように上達しなかった。そこで、ふと思った。「自分が弾ける曲を作ればいいじゃん」あの頃からもう30年以上過ぎているが、このような発想は、今も私の基本的な行動原則である。現在は、ソフトウェア開発者として試行錯誤を重ね、そこで得たものを自分のソフトウェア開発戦略として実践している。この根底にあるものは、あのときと同じ「自分ができるようにすればいいじゃん」という行動原則である。このブログでは、私のソフトウェア開発戦略を、少しずつ紹介していきたいと考えている。