昨今、キーワードとしてはよく耳にする「OpenCL」。 SIGGRAPH ASIA 2009、会期初日には、そのOpenCL基本情報およびその最新事情をまとめたチュートリアル的セッション「OpenCL:Parallel Programming for Computing and Graphics」が開催された。 OpenCLのプログラミングモデル OpenCLの現状について講演したAMDのOffice of the CTO、Justin Hensley氏 OpenCLは現在ver.1.0が現行バージョンで、アップルのMac OS X Snow Leopardはこれをシステムに統合している。Windows環境下向けとしてはNVIDIAがリリース版、AMDがベータ版をリリースしているという状況だ。早速次世代版の規格策定も進んでおり、OpenCL 1.1は2010年のSIGGRAPH 2010の
アメリカで毎年開催されているコンピュータグラフィックスの祭典SIGGRAPH(Special Interest Group on Computer Graphics)。2008年からは「SIGGRAPH ASIA」としてアジアでも開催されていて、今年は日本のパシフィコ横浜で12月16日から12月19日までの4日間行われるため,、どのようなものが見られるか行ってきました。 詳細は以下から。 会場となったパシフィコ横浜。 エントランスはこんな感じ。 SIGGRAPH ASIA 2009の公式ガイドブック。 中には出展プログラムの紹介などが書かれています。 ■2009年12月17日 13時47分22秒 立体物でも高精度でスキャン可能なポータブルの非接触型スキャナ「OptiNum Color」で立体物をスキャンする動画 ■2009年12月17日 15時00分15秒 自分がその場にいるような体験がで
12月16日~19日の日程で、コンピュータグラフィックスとインタラクティブ技術を中心としたデジタルメディア、デジタルコンテンツ分野を代表する国際カンファレンス&展示会イベント「SIGGRAPH Asia 2009」が、パシフィコ横浜で開催中だ。17日からは展示も始まり、会場内ではCGやVR、ARなどの展示に混じって、ロボットも一部出展されていた。18日、19日にはロボット関連の講演も行なわれるが、本稿ではロボット関連の展示に絞ってレポートする。 ロボット関連の展示は大きく分けると「Emerging Technologies」というインタラクション作品が集められたゾーンの一部と、経済産業省によるロボットゾーンにまとめられている。 ●Emerging Technologies JST ERATO 五十嵐デザインインタフェースプロジェクトからは、慶応義塾大学大学院修士の杉浦裕太氏らが中心となって
Computer Graphics技術の国際学会および展示会「SIGGRAPH Asia 2009」(2009年12月16~19日,パシフィコ横浜)では,さまざまなタイプのAR(拡張現実感)の応用例が出展され,同技術の今後の発展の方向性を垣間見せている。 今後はマーカーレスが主流に 視覚向けのARでは,ディスプレイの中にリアルタイムにCG映像などを重畳するのが一般的だが,これまでは映像の識別や位置合わせをするために,「マーカー」と呼ぶ2次元バーコードの一種を用いていた。最近は,そのマーカーを使わないARの実装例が増えつつある。 マーカーレスのARの例をデモしていた中の1社が,スリーディーだ。同社は,青くて平らなシートをカメラで撮影し,ディスプレイ中のシートの映像上で魚が泳ぐ映像を重畳する展示を披露した(図1,図2)。「マーカーを使うことが前提のARToolkitは使っておらず,ソフトウエア
グラフィックスの最先端「SIGGRAPH Asia 2009」開幕,開発者が語る日本のゲーム開発の課題とは 編集部:aueki 国際的なグラフィックス学会イベントとして有名なSIGGRAPHが,「SIGGRAPH Asia 2009」として,日本で開催されている。 12月17日に行われた日本のゲーム開発系のセッションを中心にイベントの模様を紹介してみたい。イベントは,展示会とアートシアター,フィルムシアター,講演といった構成で行われていたのだが,まずは,展示会の部分で目についたものをいくつか拾ってみたい。 Imagination Technologiesという名前を聞いてもピンとくる人は少ないかもしれない。Video Logicというと聞き覚えのある人も増えるだろう。以前は,Dreamcastなどにも使われていたPowerVR系のGPUを作っていた会社である。 PowerVRのタイルアーキ
安藤日記 安藤日記:デジタルガジェット好き「安藤幸央」の日々のメモ ( yukio.andoh@gmail.com ) [ http://twitter.com/yukio_andoh ] Papers の超短時間 preview. コレ見て全体の概要を知って、見たい論文発表をピンポイントで攻められる。 ウケねらいの超楽しい発表から、むちゃくちゃプレゼンうまい人まで。 [ SIGGRAPH 2007 papers on the web ] 今時、ほぼ全て Web で論文読めるしね。 論文集がますます分厚くなったよ。 今年の新顔は [ Big Images ] カテゴリかな。 全体としては写真・画像処理関連の論文が興味深いものが多かった。 従来技術の超高解像度も目立ってきた。 ■デジタルカメラの撮影時のブレを自動修正する技術 ■オブジェクトの中身まで定義できる3D Texture ■Phot
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