make コマンドの一般的な使い方は、プログラムをコンパイルする際に、Makefile というファイルに依存関係を記述し、make コマンドに自動的にコンパイルさせる、といった使い方をする。make コマンドはファイルの依存関係とファイルのタイムスタンプを調べ、不要なコンパイルを行わず最低限の処理だけを行うという機能を持っている。 ●make コマンドの基本的な使い方 例えば program というコマンドのソースが、source-1.c、source-2.c、source-3.c、program.h という 3つのソースファイルと1つのヘッダファイルから構成され、各 source-*.c の中で program.h を include しているとする。一括してコンパイルしたい場合は