丸紅の支払い保証書を偽造して400億円集めた創薬ベンチャーの子会社 金融界を駆けめぐっていた大手総合商社・丸紅に絡む大型詐欺事件が火を吹いた。各紙は3月29日、東証マザーズ上場の創薬ベンチャー、LTTバイオファーマ(東京・港)の100%出資の子会社、アスクレピオス(東京・中央)の詐欺事件を報じた。 アスク社の役員らは、丸紅の支払い保証書を偽造して複数の投資ファンドや個人投資家から400億円の投資金を集めた。しかし、償還の見通しが立たないまま焦げ付き、米大手証券のリーマン・ブラザースは約240億円が回収不能になったという。 偽造が発覚したのは3月19日。アスク社が東京地裁に自己破産を申請。アスク社は匿名出資組合を通じて投資家から集めた資金を医療機関に貸し付ける医療機関の再生業務が主な事業だった。 親会社のLTTの発表によると、償還予定だった5億5,000万円が匿名組合の資金不足で投資家に返せ
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