昨日「Pi●iv」にまつわるエントリで、さまざまな投稿サイトに“アニメ萌え絵”が溢れている状況を、小生から見た視点でちょっと批評的に取り上げてみた。《複数の作画家が参加する商業アニメーションの現場では、キャラクターというのはアニメーターの画力の上手い下手に関わらず、誰もが真似られるようなシンプルな造型が求められる中から生まれてくるもの。のっぺりしたセル画塗りというカラーリングも、大量生産のために編み出された簡略的な表現である。こうしたアニメ絵というものは、それを動かしたり、ストーリーを背負わせたりすることを大前提とした「記号」に過ぎず、その一場面を切り出してきて額縁に入れたものを「イラストレーション」と呼んでありがたがる風潮はいかがなものか》ーーと。しかしこれは、一般人に状況をわかりやすく理解してもらうための仮説というか方便にすぎないもので、本当はもう少し複雑な背景があることは小生も知って