「生活保護を受けたくても認められなかった」など生活保護を巡る相談を電話で受け付ける「生活保護110番」が全国各地で行われています。 このうち、東京・新宿の会場では、午前10時の開始直後から電話が相次ぎ、「物価が上昇し、持病もあるのに生活保護の支給が年々減り家賃が払えない」とか、「生活保護の申請に行ったら一方的に断られた」といった相談が寄せられているということです。 生活保護を受けている世帯は、ことし6月の時点で、162万5900世帯と過去最多を更新しています。 生活保護の住宅扶助の基準はことし7月に引き下げられましたが、厚生労働省は、対象は最大でおよそ44万世帯になるという試算を出していて、電話相談を主催した団体では、内容によっては、福祉事務所に同行するなど必要な支援を進めていきたいとしています。 全国青年司法書士協議会の広瀬隆さんは、「物価の上昇や基準の引き下げによって困っている人のサポ