自動車メーカーのスズキが燃費のデータについて、定められた走行試験を行わず不正な測定を行っていた問題で、国土交通省はスズキから提出された報告内容を検証するため、独自の走行試験を実施し、正しい燃費を確認することになりました。 スズキは正しい測定方法で燃費を調べたところ、いずれの車種も公表している数値よりよい結果が出たとして販売を継続していて、こうした内容を国に報告しています。 このため、国土交通省はスズキから提出された報告内容を検証するため、独自の走行試験を実施し、正しい燃費を確認することになりました。 走行試験は問題が明らかになった車種のうちの一部について実施する予定で、必要に応じて対象を拡大するとしています。 国土交通省は三菱自動車工業を巡る燃費の不正でも独自に走行試験を行っていて、それが終わりしだい、スズキについても試験を始めることにしています。