富山地方鉄道(富山市)は二十三日、富山県黒部市の北陸新幹線黒部宇奈月温泉駅に隣接する「新黒部駅」が二月二十六日に開業すると発表し、同日からのダイヤ改正も明らかにした。 新黒部駅は富山地鉄本線の長屋-舌山間に位置し、平日、休日ともに一日当たり上下線六十六本(特急列車含む)が停車。利用客は一日平均八百七十人を見込んでいる。 ダイヤ改正では、電鉄富山-西魚津間の上下線を四本、西魚津-宇奈月温泉間の上下線を最大十五本増発。新黒部駅では新幹線のすべての列車に接続するよう配慮した。さらに新黒部駅を特急列車の停車駅とし、電鉄黒部-宇奈月温泉間では新駅のみに停車させることで到着時間を平均二分早めた。