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ぼくはドラえもんじゃないけれど、22世紀の時代には「どこでもドア」が一家に一台の時代が来ると信じている。 この「どこでもドア」が現実的に可能なのかどうか、現代の科学でははっきり分かっていない。なんでも一説によると、「どこでもドア」はドアを開けると重力で空間をねじ曲げ、ドアをくぐるだけで遠い世界へ移動できるらしい。 なんかよくわからないけど、こんな夢の道具が実現したら現代人の生活を一新することに違いない。 でも実際にはどんなことが起こるんだろうか。「そんなの無理に決まってるじゃないか」と思う皆さんも、ちょっとの間だけこの魔法のドアが本当に開発されると信じて思考のタイムトリップ(妄想)をしてみようじゃありませんか。 第1章 瞬間移動装置の開発段階 これまでもそうだったように、多くの場合、新しい技術と言うのは軍事用に開発される。宇宙空間へ我先に飛び出せ青春を繰り返した時代のように、この時代は「瞬
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