前記事で、読み書きに困難のある子どものためのデイジー教科書を紹介しました。 それは、日本語で勉強するための音声教材でした。「読み」に困難を感じるのも「日本語の読み」でした。 「日本語の読み書きは大丈夫」それなのに、英語になると「読み書きができない、英語が全然わからない」ことに気づく人たちがいます。 この「英語のディスレクシア」についてお伝えしようと思います。 それは、小学校英語の授業の様子をみていても、少し見えてくる気がします。 小学校の英語の授業の中身は? 「楽しんで国際感覚を身につける準備をしましょう。読み書きはしません。聞く話すを中心にします。」これが、コンセプトです。 以前、小学校の『国際コミュニケーション』(という名のほぼ英語クラス)の授業で お手伝いをしていた時、授業は歌やゲームが中心でした。 歌や音を聞くゲームの落とし穴:苦手な子はどんな子? 『母語が英語の子供たちは、聞く話