銀行員向けのテキストは街でフツーに入手できる 銀行研修社、きんざいなどの出版社から出されている銀行員がその基礎スキルを学ぶための”教科書”は、都心の大手の書店であれば一つのコーナーになるほど多くのものが並んでいます。 融資渉外や財務、税務などの検定の教科書などから信用保証の取り扱い、果てはセールストーク集まで。 それらを読むと、銀行が融資をする際にどんな行動原理で物事を判断しているか、決算書をどの様に見ているのかなどを知る手がかりになるでしょう。 さて、融資を申し込む企業の決算書の中には、融資審査で有利になるよう何らかの粉飾が加えられていることもあります。 それをそのままで判断していては、正しい与信管理ができないので、銀行もそれらの粉飾を見抜き、真の姿に補正をした上で融資可否の判断をしています。 そこで、今回は「銀行員向けの粉飾決算の見抜き方」のテキストから銀行がどんなことに注意しながら会