いくつかポイントを心得ておけば、貯まったマイルは有効活用できるし、場合によっては非常にお得な使い方ができる。以下で具体的に述べていきたい。 なお、今回は多くの読者諸氏が貯めているであろう日系航空会社のマイルを使う場合を想定している。 外国系の航空会社の「マイルの使い方」については別の機会に触れる予定である。 (1)使う時期・予約のタイミング ■使う時期・・・渡航に必要なマイルは、使う時期によって変動する。 航空会社にもよるが、通常、ハイ、レギュラー、ローの3つのシーズン区分けがあり、例えば全日空(ANA)の東京(羽田)– 札幌(千歳)往復の場合、必要マイルはローシーズン: 1万2000、レギュラーシーズン: 1万5000、ハイシーズン: 1万8000で、最大1.5倍差と大きく違う。 3つのシーズンを把握しておき、できれば年末年始、ゴールデンウイーク、盆などのハイシーズンの利用は避けるのが得